決算振り返り Part4 ~東レ(3402)・オリックス(8591)・住友倉庫(9303)

5月10-14日に本決算を迎えた保有株の振り返りと今後の方向性を考えてみました パート4!

今回は5/13決算の3銘柄です

〇東レ(3402)

繊維事業最大手 炭素繊維複合材で世界首位です NO.1とはいい響きです

21年3月期はコロナの影響で減収減益 配当も16円→9円と大きく減配となりました 繊維株は「景気敏感株」ということで本来では高配当株投資には向かない業種かもしれませんがポートフォリオのバリュエーション的に組み込んでいる銘柄です 「無配転落」まで行くと保有継続を考えなければならないところですが今回の減配はギリギリセーフといった感じです

今期は20年3月期ペースまで回復すると見込んでいます 配当見込みも9円→16円に復活予想! 安いところで仕込めていますし引き続き保有していきたいと思います!

また今期は中期経営計画の最終年にあたります

成長分野でのグローバルな拡大:温室効果ガスの削減効果のある製品や健康・長寿社会をサポートする製品の売上伸長

競争力強化:コスト削減

経営基盤強化:キャッシュフローの増大・資産効率性の向上

この辺を課題に挙げていますね!

〇オリックス(8591)

リース・生保を中心に不動産・海外展開など多角経営している企業です 「コングロマリット」なんて言われたりしますね!

21年3月期は増収減益 保険料収入・配当金受取などが増加したことにより増収は確保したようです 利益については減益ではあるものの四半期ごとに回復傾向 20年11月に出した業績予想より上振れての着地 なんだかんだと上手くまとめてくるあたり さすが素晴らしい企業です

しかもなんと!配当金については「配当性向50%」が採用されて76円→78円と増配になりました!!

今期についてはコロナ前までには回復しないものの当期純利益は2500億円を予想 配当金は78円予想で変わりがありませんが 今期も自社株買いを継続実施!株主還元を常に意識してくれてるなぁ~と感じられるあたりがとても嬉しいですね

株価については直近高値に近づいています 今のところ買い増しはできませんがオリックスには常に「コングロマリットディスカウント」が付きまといます 理解不能な株価下落が発生した時には積極的に買い増していこうと思います

〇住友倉庫(9303)

倉庫大手 不動産賃貸が利益源になってます

21年3月期は増収減益 物流・不動産賃貸は堅調だったものの北米向けコンテナの減少や円高の影響がにより海運事業が振るわず減収となったようです

配当に関しては1円増配 47円→48円 現金比率が低くなっておりフリーCFも少し物足りないのですが財務については問題ないですし安心して投資できる企業ですね

今期はコロナ回復への期待・21年に稼働した倉庫施設の通期寄与・堅調な陸上輸送貨物・海上運賃の上昇及び輸送数量の増加に伴う増収によって増収増益が見込まれています!

配当については2円増配の50円! 自社株買いも機動的に実施していただけるようでこれからも楽しみです!

次回は5/14に決算を迎えた三井住友フィナンシャルグループ(8316)KDDI(9433)をチェックしようと思います!